膝が笑った(^^)
みなさん、「膝が笑う」という状態を経験したことがあるだろうか?
私は、昨日初めて経験した。
経緯は以下の通り。
正月明け間もないこともあり、受診した方に初詣に行ったかどうか、どこへ行ったか?を聞いた(活動性と記憶の確認目的)。
その中で、地域の山にある神社に行ったという方がいた。早速、昼時間に向かった。
辞書には、「膝が笑う」とは「傾斜の急な山道をくだるときなどに、疲れて膝ががくがくする」と記載がある。ここ大事。登るときではなく、くだるとき。くだるときに使う筋肉は普段使っていないかららしい。
まさに、「くだるとき」でした。この案内板に騙された…。
七草たたき
明日は、七草粥を取り上げる方も多いと予想。
少し先取り…ではなく、今回も地域に残されている冊子から
「七草たたき」
1月6日の夜は七草たたきの行事がある。七草たたきとは春の七草のうち、せり、なつなの類を菜板の上で、夕食後「唐土の鳥が田舎の土地に渡らぬさきに七草たたけ、七草たたく」と唱えごとを七回唱えながら菜類を切りたたくのである。これは唐土の鳥が悪い病気や疾病をもって渡って来ないうちに薬草を準備して病気を予防し健康を守ろうとすることの行事で、医療薬のない時代、罹病の恐ろしさからの健康をねがう行事である。
地域の方への聞き取りでは、現在は7日の朝に行う家庭もあるという。
ここでも「薬草」。薬草について、もっと勉強する必要があるようだ。
若木迎え
1月3日の地方紙に「若水送り」の記事があった。「若水迎え」は聞いたことがあったが「若水送り」は知らなかった。今日は「若木迎え」について。
「若木迎え」
火と水とは日常生活で欠くことのできないものであるので、1月1日には水を迎える若水迎えの行事があるように、6日には火のもととなる薪木がなくてはならないので、その薪木は山の木を刈り用いるので、この日に幣束と切餅を持って山に木切りに出かけ、その年の方角を見てよい方角にゆき、木を切り、その切口に白紙を敷き餅を供え幣束を立てて拝み、木を家に持ち帰り焚く行事であるが、これは薪木により火の恩恵に浴することを、薪木に感謝することの行事である。
この若木を迎えた火に暖まると若返るともいわれているし、又この若木迎えのたき火が盛んにもえあがると家運繁昌、世なみもよいといっている。
又、若木の「おき」を十二並べて月毎の天候占いをするが、早く消えて黒くなると雨の多い月、長く消えないでいる月は晴天の月だといって、これを「おきだめし」といわれている。
上記のように地域に残されている冊子に記載されている。全国的には、1月2日から11日の間に行われることが多いようだ。
今日の午前中に受診した方の中で、現在もこの「若木迎え」を継続して行っていた方は1人だけであった。
学業成就
1月2日、安楽寺にて「正月特別大祈祷祈会」。「安楽寺」というお寺の住職に興味がわき参加した。このお寺、決して広くないのですが全体の雰囲気が素晴らしい。
学問の神様である菅原道真公法祀だということからも、参加者のほとんどは合格祈願の学生とその家族であった。
私は「学業成就」をお願いした。
クリニックの隣町。私のことを知っている方も何人かおり、声を掛けられた。「子供さんが受験ですか?」と。私が「いえいえ、私自身の学業成就祈願です。」と答えると怪訝そうな様子であった。
住職の説法も良かった。梅の木ももちろんあった。このお寺、凄い!まずは太宰府天満宮の謎から、勉強しなければ…。
みなさんの近くにも安楽寺があるはず。少し勉強してから参拝を。
エグゼクティブクラス症候群?
昨年暮れ、ある集まりがあった、20名程度の。
そこでのある方のスピーチから。
海外へのフライト中。
急に左半身が動かなくなった事に気付いた。目的地までは後3時間。全く動揺は無かった。一瞬、自分もこれまでもかとは思ったが特に悔いはなかった。キャビンアテンダントを呼んで、医者を探したところで何もできる事はない。むしろ、みんなを心配、混乱させるだけだ。到着までの間は目を瞑っていた…。
飛行機内でのこの症状。一般的にはエコノミークラス症候群と呼ばれるが、ちなみにこの方のクラスは常にエグゼクティブであり、エコノミーではない。
そんなことはどうでもいいことである…か?
みなさんは、このスピーチで何を感じるであろうか。
この方とは、東日本大震災が起こらなければ私が出会う可能性はほぼゼロであったはずである。そして、私のある気持ち、ある行動がなかったら。
私が牛乳を飲まなくなった理由
牛乳有害説に関する記事がありYahoo!のニュースになっていた。
世の中で牛乳の消費量が減っている理由は、骨粗鬆症との関連性や、あるミリオンセラーが原因の一つなのだそうだ。ある大学の研究所が牛乳と骨粗鬆症の関係は、合理的説明は出来ないとしたらしい。
そもそも、科学的根拠がどうだといった話だけで説明出来るのであれば、とっくの昔に結論は出ているはずだが出ていない。
私が牛乳を飲まなくなった理由はたった一つ。
「牛乳を飲むと体重が増えるから」
ある病院で働いていた時、医局でこんな会話があった。
「ここの病院に働きに来ると、みんな体重が増えるよね〜」
「そうそう‼︎」
昼食は病院食を食べることになっていた。管理栄養士がつくったメニューである。きちんとカロリー計算もされている…。
当直明けの朝食、検食という名で食事内容が適切であるかどうかコメントを書くことになっている。朝食に牛乳がついていた。
昼食にも牛乳がついていた。
「?????」
管理栄養士に、なぜ牛乳が1日2回もついてくるのか質問すると、「先生たちへのサービスです!」という…。
それ以来、医局の冷蔵庫には飲まなくなった牛乳がたまっていった。もちろん私はそのサービスを断った。以来、牛乳もたまにしか飲まなくなった。
牛乳のカロリーは、200ml で 130-140kcal程度。
もちろん牛乳を否定するわけではないが、良い点だけでは無いのも事実。
子供を産んだ後、お母さんの乳が出なくなるのも、赤ちゃんにその必要性がなくなるからだったはず…。
おみくじを「引く派」?
みなさんは、おみくじを引く派?引かない派?
私は「引かない派」。
理由を考えてみると、
「実力ではなく、運だから嫌だ」とか「凶とか出て、変な事が書いてあったら嫌だ」からだろう。
1月1日、いつものお寺に家族で初詣に行った。私以外の3人は迷わず、おみくじを引いていた。楽しそうに引いていたのと、おみくじも面白そうだと何故か思い、引いてみた。
結果は、
「大吉」。
ホッとしたような、嬉しいような気持ちだった。
本当に嬉しかったのは、そこに書いてあった「ひらめきと直感で未来を拓く」という言葉。
本来のおみくじとは、自分の進むべき道に迷いができた時、お大師さまにその方向性を決定して頂くもの、今どうすべきかを相談するものらしい。単に今後の予言や、吉凶の運を試すものではないらしい。
進むべき道は、決定して頂いた。