タイムカプセル
中学2年の時、立志式というものがあった。
詳細は忘れてしまったが、
何kmかみんなで歩く。
中学校の校庭にタイムカプセルを埋める。
親からの手紙をもらう。
断片的な記憶だ。
女性が数えで33歳になる年に、中学時代の同級生で歳祝いを行った。
その際に約20年前に埋めたタイムカプセルを開けるのだ。
年末ということもあり、部屋を掃除していたら見つけてしまった。
タイムカプセルの中に入れた自分への手紙。
「私の将来」
そこには、「県庁の職員」、「コンピューターのシステムプログラマー」と書いてあった。不思議なものである。今の職業になることは、30年前には全く考えていなかったのだから。
喜多川 泰さんの「株式会社タイムカプセル社」、今朝読んで涙が止まらなかった。