「聞き書き」=rispect

キーワードは、「リスペクト」

お年玉商品当選番号

1月17日に、お年玉付き年賀はがき・年賀切手の当選番号が発表された。

子どもの頃は、楽しみにしていた記憶がある。両親のはがきまでチェックしていた。

いつ頃からであろうか。番号をチェックすることさえ億劫になっていた。振り返ってみると、大人になってから当選番号のチェックをした記憶は数回あるが、商品と交換した記憶がない。面倒なのである。

しかし、今日、その年賀はがきの当選番号チェックをした。

チェックをしたのは、もちろん私ではない。機械とソフトウェアである。

方法は、ScanSnapというスキャナで年賀状を取り込み、楽²ライブラリ Smart というソフトで当選番号をチェックするだけである。

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300枚以上の年賀状をスキャンするのに数分、当選番号チェックは数秒で終了した。結果は、3等が2枚当たっていた。微妙な気持ちである。

何十年かぶりで、明日にでも商品交換に行ってみようと思う。

どんな切手なのかを自分の目で確認するために。

なぜ、元朝参りに行かないのか?

「元朝参りに行きましたか?」

質問の答えで多かったのが、
「昨年は近所で不幸事があり、元朝参りには行きませんでした」
であった。

田舎では30世帯ぐらいの部落と言われる「集」がある。よりさらに小さい単位で、隣家と言われる6世帯ぐらいの「集」がある。この中で1軒でも亡くなった方がいると、お正月の行事を自粛するのだという。

日本人は宗教観がないと言われるが、昔からの地域のしきたりを守る気持ちは強いようだ。

また、ある方は以下のように答えた。

「戦争中、日本が勝つことと、自分の父の無事を祈り、8ヶ所の神社をお参りして歩いた。しかし、戦争に敗れ、父も帰ってこなかった…。だから、神様を信用出来ません。だからお参りにも行きません。」

みなさんは、
なぜ、元朝参りに行きましたか?
なぜ、元朝参りに行かなかったのですか?
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オシラサマ

東北地方の青森、岩手、その中でも岩手県の遠野が有名である。地方に伝わる家の神様。蚕の神、馬の神、農業の神ともされる。神体は、二体一対で祀られることが多いとされている。

柳田國男の「遠野物語」で有名になり、宮崎駿監督の「千と千尋の神隠し」にも登場している。
 
養蚕が盛んだったことや、家に厩が多く存在していたことから、遠野との共通点が多いと感じていた。
 
やはり地域に存在していた。
 
「オシラサマ」
 
地域のある家庭では、いまでも1月16日に飾っているという。養蚕の神様として伝えられてきたとのこと。
 
また、このお寺にもオシラサマが存在していた。

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ただ、このお寺に祀られるオシラサマは、口寄せをするオカミサマ(オガミサマ、イタコ)と呼ばれる盲目の巫女が祭具として用いたものであり、養蚕や農業の神さまとは異なる性格を有しているとのこと。オカミサマの死後、粗末に扱うことのできないオシラサマが自然発生的に納められるようになったといわれていて、現在その数は200体にのぼるとのこと。
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箱根山

箱根山といっても、ここは陸前高田市。
箱根山の中腹に2014年秋にオープンした宿泊・滞在施設、箱根山テラスである。
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今夜ここで、アンカーコーヒー小野寺靖忠さんと過ごす「箱根山珈琲倶楽部 #2」が開催された。

小野寺靖忠さんは、私が一方的に尊敬している経営者である。今夜念願叶って、初めてお目にかかることが出来た。

コーヒーの味くらべは、もちろんだが、Google map を使った遊びも楽しかった。

夜の景色も素晴らしい。
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テレビがないルームもシンプルで良い。
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みなさんも一度、箱根山テラスへ。

鳥追い

地域に残されている冊子によれば、

正月十六日の早朝に、年縄からはずした「かきだれ」を集めくくりつけてある竿を持って振りながら、田の方に向かい「苗代こぐ黒鳥は籠に入れて、からげて遠島さぼってやれ。遠島が近ければ遠い遠い島(えんどうしま)さぼってやれ。ホーイホーイ」と唱え言をいって鳥追いをする。これは鳥害や虫害を防ぐまじない事の祝行事である。

とある。

町内のある地区で、今朝その「鳥追い」「どんと祭」が行われた。

朝6時から「どんと際」が始まり、6時30分から小学生が「鳥追い」を行った。今回の地区では小学生4名と少なく、中学生も自主的に参加していた。

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「鳥追い」の際の唱え言は、地区によってもだいぶ違うようである。

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 その後、みんなで焼き芋を食べた。

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あれは何?

達谷窟毘沙門堂で。

大佛様お顔が見える岩がある。極楽の佛様。

「岩面大佛」
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息子があれは何?という。

その上方をよく見ると卵のような形をしたものが見えた。
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ズームで拡大してみると、蜂の巣だった。
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1点だけにとらわれない、子供の視点も必要だ。


ルービックキューブ

「ルービックキューブ」

私の世代ではとても懐かしい。日本での発売は1980年7月。

35年ほど前のことなのに忘れられない記憶がある。 

近くの山で桜祭りがあり、そこでルービックキューブ大会が開催されたのだ。当時小学校4年生。小学生の部で、優勝するつもりだった

結果は、3位…。

悔しくて泣いた記憶がよみがえる。

負けた言い訳として、使用するルービックキューブを抽選で決める方式だったこと。そこで、動きのかたい最悪のキューブがあたったこと…。

 

35年ぶりに、ルービックキューブを購入した。回転が非常にスムーズでなことに驚いた。付属していたLBL法とかいう説明書を見ながら6面を何とか揃えるも全く記憶に無い…。

1分切りには、ほど遠い結果であった。しかし、楽しい

ルービックキューブ大会……いいかもしれない。

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